じぶんリコール

時は流れ、すべてのものは想像していたよりも大きな変化をとげていた。

Yuki:なんだこれは!まるで地獄じゃないか。摩天楼の世界に、植物はなし。無機質で、いのちの気配がない。ところで、人はどこにいるのだろう…。

JC403:みんな部屋のなかにいるんだろう。わかるだろ、今はコンピューターさえあればなんでもできるのさ。コミュニケーションだって、買い物だって、それにもちろん勉強だってできる。なんだってできるんだよ。

Yuki:わぁ、驚いた!気が付きませんでしたよ。

それにしても、なんでもできるだなんて大げさじゃぁありませんか?

あぁ、そうだ、ぼくの名前はYuki。あなたはなんとおっしゃるんです?

JC403:Yuki? なんだそれは? あと君はおれの名前を聞いたね。よしてくれよ、おれは動物じゃないんだ。番号を聞くべきだったんだよ。

Yuki:よくわからないんですがぁ..。すみません、どういう意味なのでしょうか?

JC403:あぁ、悪かった、悪かった。歴史は苦手なんだよ。おれたちは、もはや名前なんて持たないんだ、いや、使わないって言った方が適切かもしれない。みんな番号を使う。ちなみにおれの番号はJC403。この番号はおれのことだけを表す。つまりは、誰一人として同じ番号を持たないんだ。便利だと思わない?

Yuki:名前をもたいんですか?番号だけ?なぜです?

混乱してきましたよ。

JC403:わかるよ。それで、君は名前があるでしょ? Yukiだね。今までに友達とかで同じ名前の人はいなかった?つまり、Yukiって名前の人に会ったことないの?

Yuki:6,7人いましたね。

JC403:なに、6,7人?混乱しないのか?

Yuki:いやいや、そんなこと考えたこともありませんよ。それに、混乱はしませんでし たね。

JC403:ちょっとそれはナンセンスじゃないか。だって、名前って時に複雑なのもあるし、覚えられないときだってある。番号なら名前よりはるかに単純ですっきりしてるじゃないか。

Yuki:それはわかります。名前は時にむずかしいし、国によっては発音すら困難なものもあります。ぼくの外国の友達は本名に加えて、英語名があります。というのも、外国の人にとっては発音が大変だからです。その友達を本名で呼んだときに、完璧には発音できなくて、くやしい思いをしたことがあります。わかりますよ、あなたはこう言うでしょう、だから番号を使うべきなんだって。ぼくはその子の名前の発音練習をしました。ときどきうまく発音できたりして、また、そんなときはこの上ない達成感を覚えるんですよ。ほんの小さなことですけどね。それと、友達はぼくを下の名前で呼ぶんですが、ときどきぼくの名字を知っている人がふざけて名字で呼んだりなんかします。そんなとき、自分の名字を知っているってことだけで、変にうれしいもんなんですよ。もし、ぼくが無機質な記号だけ、つまりは番号だけしか持っていなかったなら、こんな喜びには出会えなかったことでしょう。名前というのはただの記号ではないような気がします。それは、その人の性格、それに国さえもあらわすものなのではないでしょうか。

JC403:うん、たしかにそうかもしれないね。君の言うことは正しい気がするよ。今までそんな風に喜びを感じたことなんてなかったなぁ。でも、君は名前は国さえもあらわす、なんて言ったね。今や、国に国境なんてないんだよ。国という概念すらもうない。ところで、君はどこの島出身なんだ?

Yuki:というのは、どこ出身ってことですか?日本ですけど。

JC403:にほん? なんだそれ、どこにあるんだ?

Yuki:いやいや、冗談でしょ。中国、韓国、台湾に囲まれた島国ですよ。もちろん知っていますよね?

JC403:あぁ、6番島か。なるほど、君が驚いた理由がわかったよ。言ったはずだ、いまや名前を使うことはないって。

Yuki:なんだか信じられませんね。本当に国を1番島、2番島なんて呼んでいるんですか?言葉はどうなんです?もう消えてしまいましたか?

(Yukiは皮肉を込めて笑って尋ねた。)

JC403:落ち着けって。えっと、いまこの世界で使われているのは言語1、言語2、それに言語3だ。わかってるよ、番号だけじゃわからないんだよな。言語1はHello, Thank you. こんな感じだ。次に、言語2、你好,谢谢。発音が難しいな。最後に言語3はHola, Gracias. 理解できたか?

Yuki:英語、中国語、それにスペイン語だけなんですか?ほかの言語はどうなったんです?

JC403:うんと、趣味でほかの言語を学ぶ人はいるけどね。それに、年配の方はほかの言語を話すこともできる人は多い。そんなに驚くことがあるか。君はこうしたことを予想していたはずだ。だって、最初あったとき、おれには言語1で話しかけてきたじゃないか。おれが何番島出身かも知らないのに。まぁ、とにかく君の母国語は何だい?

Yuki:ぼくは日本語が母国語です。おそらく、言語6でしょう。日本が6番島ですからね。しかし、友人からほかの言語も教わっています。

JC403:なるほどね。でも、君は言語1と言語2だけを勉強すれば十分だよ。それ以外の言語はビジネスの世界じゃ使わないし、お金を稼ぐことだってできないだろうからね。たとえ君が、言語4、5、6、7をタイプできたとしてもね。

Yuki:まったく、ビジネスのことしか頭にないんですか。もちろんおっしゃることはわかりますが、ぼくはビジネスで使わない言語も学び続けるでしょう。その過程で友達をつくることができます、お互いの発音を笑ったりしながら。それに、特別な方法でコミュニケーションをとることだってできるんです。おそらく、あなたにはわからないでしょう。やっとの思いで言いたいことが通じたとき、伝わった時のあの感動を。たとえ、ぼくの発音や文法がめちゃくちゃだったとしても気持ちは通じ合うんです。言葉はただの記号ではありません、ビジネスのための道具ではありません。気持ちを伝え合うための手段であり、道具であり、そして文化の象徴でもあるんです。

JC403:君は誤解してるよ。まず、今や発音も書くことも身に着ける必要がないんだ。人同士が話す必要がないのだから、タイピングだけを学べば十分なんだよ。コンピューターでコミュニケーションをとる時代だからね。タイピング、それだけを身につければいいんだよ。次に、友達なんて必要ないね。ビジネスパートナーが必要なんだよ。お互い発音を笑い合うなんて言ってたね。笑わせるなよ、からかうのもいい加減にしてくれ。もし何か問題があったときには、コンピューターが答えを出してくれる。人と直接会う必要なんてないし、面と向かって話すなんて時間の無駄以外なにものでもないだろ。パソコンのキーボードだけあれば十分なんだよ。簡単だろ?人間関係なんていうもんはめちゃくちゃ複雑だからなぁ。だから、タイピングだけでことが足りてしまうなんて、本当に都合がいいんだ。

Yuki:ちょっと待ってください。本当にそう思っているんですか?落ち込んだり、苦しんでいるときに、本当に、メールの言葉だけで救われると思うんですか。つらい気持ちをいやしてくれるだなんて、本当にそう思います?

JC403:そう思うね。言葉と文字の違いなんてどこにあるんだよ。同じ情報だろ?言葉も文字も伝える情報は一緒だろ?

Yuki:いや、いやそれはちがう。人間はこころを持っていて、言葉だけでなく表情や感情を込めるんです。言葉には人それぞれの体温があって、そこからあなたはたくさんの情報、感情を受け取るんです。面と向かって話さなければ決して得られることはないでしょう。友達は、喜び、悲しみ、愛、嫉妬などありとあらゆる感情を与えてくれます。十人十色というように、人それぞれのもの、方法で。決して同じ影響を持った人も同じ性格の人もいません。もちろん、人それぞれメールにしろチャットにしろ、選ぶ言葉はちがいます。しかし、文字だけから人間的な体温を持った情報を受け取ることはできません。人と面と向かって話すべきです。もし、そんな気になったのなら、電話から始めてもいいでしょう。メールよりかはましでしょう。

JC403:うん、確かに、それに反論することはできないな。だけど、だけどね、それはなかなか実現しがたいんだよ。というのも、今は携帯電話なんて使う時代ではないんだ。外に出ないから、パソコンがあればすべてことが足りてしまうんだよ。驚くかもしれないけど、おれたちは自分専用のロボットを持っているんだ。そのロボットとは会話をする。

Yuki:携帯電話を使わないだなんて!ロボットを使うとは想像していましたから、それは想定内ですが、携帯電話は…。ところで、ロボットとコミュニケーションをとるとおっしゃりましたが、それは人と人とのコミュニケーションと同じと言えるのでしょうか。つまり、ロボットが本物の人間の代わりになるのでしょうか。

JC403:もっとお金を出せば、人間に近いロボットは買えるけど?ほぼリアルな人間だぜ。

Yuki:はぁ。(Yukiは呆れたようにため息をついた。)

それはこころまで人間と同じものなんですかね。感情は?悲しみを感じたり、喜んだり、照れたりしますか?ぼくが思うに、感情、つまりはこころが人間とロボットを隔てる大きな川だと思うんです。

JC403:感情がそんなに大事か?はは、笑わせるなよ。ロボットは計算は完璧にこなすし、料理だって上手に作る。君の時代の人たちは、計算はろくにできやしないし、料理だってできない。言葉が下手になって、気持ちが伝えられなかったり、相手を理解できないからすぐに暴力に走る。友達や親を殺すものまでいる。ロボットの方がよっぽどましだろ?もうひとつ言わせてもらうと、君たちの時代には、島ごとに主導者の立場をとる集団がいたみたいだね。

Yuki: 政治家のことですか?

JC403:そうかもしれない。

Yuki:あなたの時代はどんな仕組みになっているんですか?

JC403:そんな仕組みとっくにないよ。今や、国境なんかないし、言葉の壁もない。通貨は$一色だし、時代は大きく変わってしまったんだよ。でも、もしその時代で、その主導者集団がよく動いてくれて、人々の尊敬と信頼を集めていたら、今でも残っていたかもしれないな。いや、もしそうであったなら、今、つまりはおれのいるこの時代は、大きくちがっていたものになっていたのかもな。もしくは君が世界を変えるかもしれないな。そうなったら今のおれは存在しないことになるだろうがな。

Yuki:確かに、それは考えさせられますね。しかし、ぼくの想像を超えています。こんなにも変わってしまったのですね。

JC403:そうだ。今や本も無ければペンも紙もない。食文化なんてものもない。いま食べるものは、カップヌードルくらいかな。これもロボットが作るんだぜ。

Yuki:カップヌードルだけですか?

JC403:あぁ、回りをみても分かるとおり、自然なんてないだろ?動物も植物も消え失せてしまったもんだから、食べるものがないんだよ。木材もないし、あるのはビルだけさ。

Yuki:でも…

JC403:わかった。じゃあ、もっとくわしく話そうか。科学は誰もが想像していたよりもはやく進歩し、発展した。それで、科学者は酸素を作りだせるようにまでなった。そのため、もはや樹木なんて必要になくなったんだ。君は、だから残りの樹木を使い放題に消費しただなんて思うだろうが、それはちがう。自然産物を後先考えずに消費した結果、ついには為す術がなくなってしまったんだよ。でも、人間は科学を操ることができるから、酸素やほかの自然産物を人工的に作り出すことに着手したんだ。今やすべて人工さ。火も使わない。海を見てみろ、人工の島が浮かんでいるのが見えるはずだ。海も今や必要でなくなってしまったんだよ。大規模な気候変動で海中の生物はほぼ絶滅してしまった。いくつかの微生物は生息していると聞いたことはあるけど、そこから原始地球のときのように生物が生まれる希望はもうないだろう。というのも、海中の酸素量が極端に少ないんだ。そんなわけで、食文化はほぼ失われてしまった。カップヌードルのような簡単なものしか食べないんだ。栄養はサプリメントでとるんだけどね。だから、おれたちの歯は本物じゃないんだ。つまりは、人工の歯だ。人工の歯すら持っていない人もいる。噛む必要もしゃべる必要もないのだから当然とも言えるけどね。

Yuki:なんてこった!でも、歯を磨かなくていいのかぁ。ところで、今気が付いたのですが、木製の家がどこにも見当たらないですね。あまり良いこととは言えないなぁ。おっしゃる通り、すべては人工のものへと変わってしまったのですね。かむ必要がないから歯がないなんて。考えられないようなことが当たり前になっているのですね。

JC403:おっと、サプリメントを飲む時間だから、ちょっと待っててくれ。

(JC403 はごくりと飲み干した。)

Yuki:サプリメントだけなんて身体に良いとは考えられないんですけど。簡単に体を壊したり、疲れやすくなったりしません?

JC403:いや、それはないな。科学や医学が発達して、今や120歳まで生きることが可能なんだ。それと、死ぬ時期を調節できる。いつ死ぬのかを知ることもできるんだ。おれのじいちゃんは病院にいるんだが、これも規則なんだ。死ぬ1年前には病院の中でじっとしていなきゃいけないんだよ。たとえ、体の調子が良くってもね。隔離されることになり、お見舞いも許されていないんだ。というのも、話すことはエネルギーがいるだろ?そうすると、死ぬ時期が早まってしまう可能性もあるからね。だから、死が近いお年寄りは病院のベッドで安静にしていなければならないんだよ。

Yuki:なぜです?具合が悪くないんなら、ベッドでじっとしている必要なんてないじゃないですか?

JC403:でも、もしそれで患者が死んだらどうする?医者のいうことに間違えはないんだ。黙って従えばいいんだよ!

Yuki:死のどこがいけないんです?そこまで恐れることがあるでしょうか?長く生きるということが良いこととは限りません。死ぬまでの間、隔離されて孤独で過ごすなんて、奇妙なことだと感じますね。無理やり延命しなくとも、限られた寿命の中で生の質を高めることなんていくらでもできます。いつ死ぬかなんて知る必要はありません。人生は引き算ではなく足し算なんです。友達や家族、人が人の命の質を高めるのです。機会でもロボットでも、医者でもありません。すべての人間は他人に影響を与える力を持っています。あなたは、医者の言うことは絶対であり、命を助けるとおっしゃいました。だから従うべきだと。いつから医者に余計な定義がついたのでしょう。まるで神様のような存在になりました。医者は患者の病気を治療します。だから彼らは死を恐れる。というのも、患者の死は医者の負けということになりますからね。医者は患者を人として接するべきです。そうすれば、たとえ患者が亡くなってしまったとしても、それは運命として受け入れられる。友達として、頼れる存在としてこころで触れ合うのです。たとえ誰が訪ねてこようともです。我々はロボットではないのです。死と戦うべきではありません。無関心ということのほうがよほど恐れるべき存在です。人間を人間として接するのです。忘れないでいただきたいのは、あなたのおじいちゃんは人間であるということ!

JC403:まさに、君の言う通りだ。今やおれらの寿命はすこぶる長くなった。それでも人々は長く生きることを拒んでいる。信じられないかもしれないが、60歳で亡くなっているんだ。

Yuki:60歳だなんて、何があったんです?どんな病気が原因なんですか?

JC403:言いにくいが、病気ではなく自殺なんだ。今ではどんな病気も恐れる必要がないし、病気で死ぬことなんてほとんどないだろう。それでも、人々は長く生きることを望まなくなった。むしろ、以前、つまりは、君のいる時代より早い年齢で死んでいっているだろう。平均寿命は極めて低くなった。おれは今から約90年以上は生きられる。でもその前には、自殺しているだろう。

Yuki:なんでそんなこと言い出すんです?長く生きられるのにもかかわらず、その前に自分で命を絶つなんて馬鹿げている。この前、ニュースで見ました。生きたいと必死で頑張っているのに、不幸にも亡くなってしまった人たちのことを。これは自殺ではありません。地震、津波、さらには台風や事故など自然災害によって、生きたいという意思とは裏腹にすべてを奪われてしまったのです。彼らの家族や友達はどんな気持ちなのか、あなたには理解できないでしょう。本物の喪失というものはわからないでしょうね。それは、人やもの、ペットなど、自分のこと以上に愛情を注いで、それがどこかへ行ってしまったときにだけ湧いてくるのです。想像できないしょう。あなたは、人と人として接したことがないですからね。たとえ、相手が親であったとしても。だから、喪失を味わうことなんてありません。生きるのに飽きたから死んでしまおうだなんて、ふつうは言えることでも、思いつくことでもないんです。あなたは気づかなくても、誰かが見ていてくれて、それで誰かが好感をもってくれて、好意をよせてくれているんです。あなたの死はほかの誰かの喪失も死も招きうるのですよ。多くの人がそのことについて考えようともしない。自分で命を捨てることは災害や事故で亡くなった人に対して、失礼に値する。生きられるのに、それを望まないなんて。

これ以降も、Yuki と JC403は長い間、会話を重ねた。さらに時は流れ、Yukiは死んだ。

しかし、彼の死が自殺でなかったことは言うまでもない。彼は自分の命を人生を全う

した。JC403は Yukiの死後、彼に手紙を書いた。そう、彼はYukiに影響され、字の

書き方を学んだのだ。JC403はどこかしら変わったようだ。

Yukiへ

いま心に言葉にできないような痛みを感じています。悲しくなり、涙しました。今までは涙を流すことなんて一切ありませんでした。おそらく、私には自分の感情をもつことなんてなかったのでしょう。あなたに出会ってから、私は変わりました。笑わせてくれたり、一緒に議論を交わしたこともしばしばでした。覚えていますか?あなたが死にたいと口にしたとき、私は強く叱りました。強く人を思い、心配し、叱ったことなんて、そのときが初めてでした。あなたにはいろいろと助けられました。そして、私もあなたを助けました。今でも覚えていますよ。音楽、映画さらに小説は大きな力があって、たくさんの人に影響を与えると。そして、目を輝かせながら私によくこう言っていましたね。 「もし、影響力のある有名人や誰かが何か行動を起こせば、多くのことが良くも悪くも変わるんだ。世界を変えることだってできる。」あなたは誰かという言葉を使いましたが、わかっていますよ。それはYukiあなた自身のことですね。そんな影響力のある人物になろうと必死に努力していたことも知っています。でも、その夢を追うことにおびえたり、怖くなったりして、何度も立ち止まっていました。そのたびに、もっと強くなるよう私は言い聞かせました。私がいなければ、夢を捨てていたかもしれませんね。そう思うと、私はYukiの人生の中で重要な位置にいられたのでしょうか?今までは友達なんていらないと思っていました。ビジネスパートナーだけで十分だと。しかし、あなたをみていて気が付いたのです。一番大切なのは仕事でもお金でもなく、人として接し合える友達なのだと。あなたが何か問題をかかえていたり、落ち込んだりした時に、あなたの友達は、相談にのったり、アドバイスしたりと、ありとあらゆる方法であなたを助けました。今までのあなたの人生、まわりの環境などから多くのことを学びました。私は生まれ変わりました。あなたに魅了され、影響され、良い方向に軌道修正できました。最後になりますが、私はあなたの夢に敬意を表します。そして、その夢の後を継ぎたいと思います。そうです、私があなたの思い描いたような影響力のある人物になるように努力します。世界を変えていきます!

JC403

このメッセージは未来へと響いた。Yukiは気が付いていなかったが、JC403とは、

Yuki 彼自身であったのである。

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